Software
*このページはサポート情報のために掲載しています。
ソフトウェア・アップデート(Update/Upgrade)
ソフトウェア(EigenD)はAlpha、Tau、Picoで共通です。ただし、機能の違いによりSetup(セットアップ)ファイルが機種によって異なります。
ソフトウェア(EigenD)は随時アップデートされます。アップデートをダウンロードするためには、ユーザー登録が必要(“Activate a new Instrument”)になります。
その際、付属のカードに記載の登録コードを使用します。登録、アップデートソフトウェアのダウンロードはEigenlabsのサイトで行います。
登録したユーザーは、登録から1年間、最新のアップデートバージョンを無償でダウンロードできます。
登録から1年を過ぎると、最新版のアップデートは有償になり、Eigenlabsのサイトで直接購入する必要があります。
*お断り:モリダイラ楽器ではソフトウェアの販売、供給はできません。
アップデートソフトウェアの種類と条件:
オフィシャルサイトでは次の3つのアップデート条件の違うダウンロードがあります。
EigenD Releases: 登録から1年間、無償でダウンロードできる最新のソフトウェアと、有償のEigenD Pro ソフトウェア。
EigenD Pro Releases: 有償のEigenD Pro 専用の購入ページ。
EigenD Free Releases: 無償のフリー・ダウンロード・ソフトウェア(登録ユーザーに限る)。
それぞれのReleasesにはソフトウェアのアップデート状況で、次の種類があります。
Stable Release: 動作確認の終わったソフトウェア。
Testing Release: 動作検証中のソフトウェア。
Experimental Release: いわゆるベータ版のソフトウェア。
Latest Release: 上記のすべての中で最新版のソフトウェア。
Resource Release: EigenD1.3.32以後は本体以外の音源、Windows-USBドライバはここで別にダウンロードします。
EigenD Pro:
Workbenchと呼ばれる、EigenDで標準で供給されている設定以外の、独自の設定を構成するためのソフトウェアが含まれています。EigenD Pro はEigenharpとは別に販売されるもので、有償でのみ供給されます。専門的な知識が必要なことと、Eigenlabのみが販売するもののため、モリダイラ楽器ではサポートしません。
最新フリーダウンロード版=EigenD 1.4.12
追加音源について
MacではオーディオユニットにAU(Apple AudioUnit)とVST音源が使用できますが、WindowsではVST音源になります。
また、エフェクトもMacではAUが使用できるため、付属のApple AudioUnit Effectが利用できますが、WindowsではVSTのエフェクトを別途用意する必要があります。
EigenD 追加セットアップ
標準のSETUP以外の追加できるセットアップがこのページで紹介されています。EigenD 1.4.12以上が必要です。
ここではPICOのMIDI専用セットアップを紹介しましょう。
リンクを張ったページでlink:Pico MIDI.zipをダウンロードします。展開した’pico 3 ~ MIDI’を、
MAC OSXでは’/ユーザー-/ユーザー名/ライブラリー/Eigenlabs/1.4.X-testing/setups‘に、
Windows 7では‘C:ユーザーユーザー名マイドキュメントEigenlabs1.4.X-testingsetups’に、
収めるとEigenDのUser Setupに表示されます。*X は使用中のバージョン番号。
この設定では、キーはMIDI出力専用に設定されています。上部の2つのボタンはトランスポーズ用に。最下部の2つのキーはコントローラーとして働きます。各種設定はStgae、MIDI Converter画面で行います。MIDI出力はEigenD Browserで設定します。
ソフトウェア資料
Pico、Alpha、Tau に最新版V1.4.12をご使用になれます。
付属のベーシックなマニュアルに加えて、V1.1 追加マニュアル とV.1.3追加マニュアル をダウンロードしてお読みください。ファクトリースクリプトの説明書も参考に。
バージョン1.1.Xで可能になった機能
*一部のVSTインスツルメンツが利用可能に。
*MIDI INからMIDIクロックを受けて、ドラマーやレコーディングのテンポのMIDIシンクが可能に。
*Belcantoスクリプトを使用して、本体では設定できないコントロールが可能に。
バージョン1.3.X (1.4.12)で可能になった機能
*ソフトウェアStageが追加され、パラメーター設定がBrowser(ブラウザー)/本体を使用しなくても、視覚的に設定可能になり、簡単に。
*ルーティング・マトリックス(グリッド)の機能が上がり、設定もグラフィカルになって簡単に。
*Windows7での使用が本格化。
*使用できるVSTの範囲が増えました。
*VST/AU4つとMIDI OUT4つのファクトリー設定が追加。
注意:VST/AU4つの構成を使用するにはパソコンの能力(メモリー/スピード)が、さらに要求されます。それと、もう1つ、VST/AUのプラグインの選択を最初に設定します。また、本体からのVST/AUのVol、Panなどのパラメーターコントロールにバグがあります。パラメーターはStageで設定してください。
EigenD 2.0.X について
現在、Stable版2.0.74がリリースされています。基本的な使用方法は1.4.12と変りはありませんが、以前の一部スクリプトが使用できない場合があります。2.0.68 / 2.0.70 / 2.0.72をすでにインストールされた方は、最新の2.0.74に置き換えてください。セットアップに関するバグが修正されています。
Windows7版では、CPU速度の十分あるコンピューター(2.4G以上)をご使用ください。
Windows7版では、最初にEigenDウィンドウが開いたら、WindowメニューのAudio Settingsをクリックして、オーディオ出力デバイスの設定をしてください。設定をせずにオーディオ出力がない状態で他の設定操作をするとEigenDが停止します。
Windows7版でEigenD2.0.XのStageでは、2.0.68以上でなければ動作しない場合があります。その場合は、EigenD1.4.12のStageをスタートメニューから開いてご使用ください。
Stageが同時に起動しない場合はコンピューターのパワー不足です。2台のパソコンでEigenDとStageを別々に開ければ軽くなります。相互にネットワークで接続して使用できます。iPhone、iPad用のアプリにもStageがリリースされました。
Audio Unit番号の表現が変わっています(楽器はInstrument Audio Unit 1のAudio Unit rig1、rig2に、エフェクトはEffect Audio Unit1、Unit2に)となっていて、Stageでは従来通り楽器はAU/VST 1、2・・・となっているので混乱しないようにご注意ください。
‘Experimental’ と ‘Example’ というセットアップカテゴリーがありますが、応用範囲のある設定ではありませんがお試しください。Proに付属するWorkbenchの利用例と考えられます。
Factoryセットアップの4VSTorAU+4MID OUTの設定上のバグが修正されているので、利用価値があるでしょう。
各ボリュームのレベル表示が、0_120の数値表示から-70_14のdB表示になりました。
Windows版について
Windows用は最新版1.4.12(またはそれ以後)で使用してください。USBドライバも1.0.8にアップデートしてください。CPU速度、メモリー容量の十分あるコンピューターをご使用ください。
Mac版について
OSX 10.4以下はサポートされません。V2.0.x以後はLeopard以後が必要。まだMoutain Lionの対応はできていません。
2.0.70以後では、LeopardとSnow Leopard以後に別のファイルが用意されているので間違えずに使用してください。
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