*このページはサポート情報のために掲載しています。
Eigenharp PICO
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Eigenharp ; アイゲンハープは、Eigenlabsが開発したコントローラーで、パソコン上のソフトウェアをコントロールして発音させる、全く新しいコンセプトの楽器です。
Eigenharpに設けられた演奏キーそれぞれは、ベロシティセンシティブと、上下左右に動かすことで得られるアフタータッチ/ベンド機能を持ちます。 これらの機能は選択するサンプラーやシンセ音源によって選択的に使用されます。これにより、ギターのベンド奏法やキーボードのアフタータッチを使った演奏 方法と同じことが可能です。
また、ブレスパイプは、クラリネット音で本物のクラリネットのように吹くことで発音をコントロールできます。もちろん、サンプラーやシンセのコントロールにも使用できます。
キーのサイドに設けられたストリップ(リボン)・コントローラーは、サンプラーやシンセ音源ではピッチを連続的に動かしたり、チェロ音では弓の役目をして発音をコントロールします。これも、他の要素をコントロールすることができます。
その他、ドラムのループパターンを演奏するドラマー機能、楽器の演奏をレコーディングして多重奏にする機能を装備しているため、一人で多彩な演奏を楽しめます。
全てのサウンドはソフトウェアで生成されます。そのために4つの規格を採用しています。楽器音にはApple Audio Unit(AU)プラグイン、VSTプラグイン、Sound Font2を、ドラムにはApple Loop 規格を採用しています。これにより、これらにコンパチブルなソフトウェア音源も利用できます。
そして、Eigenharp独自のクラリネット/チェロ音源を使用しています。
実際の演奏方法は下のデモ演奏をご覧ください。
Youtubeにはたくさんの演奏がありますので、検索してお楽しみください。
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アイゲンハープ・ピコの仕様
7つの楽器
ファクトリー設定例
1.Soundfont2を使ったシンセパッド・サンプル
2.Soundfont2のエレクトリックベース・サンプル
3.Soundfont2を使ったピアノ・サンプル
4.AU;Alchemyのソフトウェアシンセ・サウンド
5.AU;Alchemyのシンセ(未設定)
6.独自Cello(チェロ)の物理モデリング
7.独自Clarinet(クラリネット)の物理モデリング
*1~5のサウンドはファクトリーと別途入手のサウンド(サウンドフォント規格)やソフトウェア音源(AU/VST)で多様な選択が可能です。
また、楽器は同時に複数選択、レイヤー可能です。
演奏方法
16のキーを押して(弾いて)音階を演奏します。
それぞれのキーは、ベロシティ、プレッシャー、上下動によるベンド、左右動によるアフタータッチができる3D構造で、表現豊かに演奏できます。
オクターブボタンでオクターブレンジを変えられます。
キーの操作に加えて、ブレスパイプを使って発音をコントロールでき、クラリネットはまさにその機能を生かしています。また、ストリップ(リボン)でモジュレーションでき、チェロではその機能で弓のように演奏します。
キーの配列
上部8つと下部8つで音程順に並んでいて、初期設定ではクロマチック(半音ステップ)で並んでいますが、スケールを選択して、メジャー、マイナー、ブルースなどの音階順に並べることもできます。
ドラムパターンの演奏
アップルループを使用したドラムパターンを楽器と同時に演奏。複数のパターンを重ねて演奏可能です。
テンポはタップテンポ、上下調節が可能です。
レコーディング
楽器の演奏を、ドラムのテンポに合わせてレコーディングすることができます。レコーディングは、指定した小節数(1~32)で行われ、レコーディング後は 直ぐに繰り返し再生されます。そこで、レコーディングをしながら音を重ねていくリアルタイムのプレーが可能です。
演奏の簡単な説明をPDFでご覧ください。
ソフトウェア
アイゲンハープ・ピコでは、パソコンにUSBで接続し、EigenDというソフトウェアがソフトウェア音源をコントロールして発音させます。現在はMacとWindows7で使用可能です。
追加音源について
MacではオーディオユニットにAU(Apple AudioUnit)とVST音源が使用できますが、WindowsではVST音源になります。
また、エフェクトもMacではAUが使用できるため、付属のApple AudioUnit Effectが利用できますが、WindowsではVSTのエフェクトを別途用意する必要があります。
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ハードウェア仕様
キー:
18 演奏用キー
読み込み速度:2000 サンプル/秒
10 ビット (1024) レゾリューション
押す力と横方向への感知機能
ブレスパイプ:
読み込み速度:2000 サンプル/秒
10 ビット (1024) レゾリューション
吹き/吸いの両感知機能
衛生的な交換可能なマウスピース
ストリップ(リボン)コントローラー:
長さ 180mm
読み込み速度:2000 サンプル/秒
10 ビット (1024) レゾリューション
その他の特徴:
4 モードスイッチ
USB による電源供給
位置調節可能な指掛け
首掛け用ストラップ付
楽器とサウンドの仕様
ドラムループセクションでは1500のAIFF フォーマット (時間とテンポ可変)=アップルループ を採用
サウンドフォントによるサンプルサウンドを採用、Sampletekkによる特別サンプルも用意
*Sampletekk 「Black Grand Steinway D」:ドライからアンビエントまで3つのレコーディングによる、20を越えるレベルでサンプルされた6ギガバイトのグランドピアノサンプル。
*Sampletekk「Tubed Rhodes」:Rhodesサウンドのエレクトリックピアノのマルチサンプル
*Sampletekk「Tubed Wurli」:もう1つのエレクトリックピアノのギガバイトマルチサンプル
Eigenlabs独自の物理モデリングによるクラリネットとチェロサウンド
オーディオユニットプラグインにはCamel Audioの「Alchemy」のバンドル版「Eigenlabs Player」を用意
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必要なパソコンの仕様
*Mac OS X 10.5 以後(V2.0x以後はLeopard以後が必要)
*Windows7
*Intel processor 2.5GHz 以上
*2GB RAM.
*10GB のハードディスク空き領域
*USB 2.0 コンパチブルUSB ポート x 2
推奨する追加仕様
*CoreAudio コンパチブルのハードウェア
*追加サウンドのための4GB 以上のRAM
*追加サウンドのダウンロードのための15GB 以上 のハードディスクの空き領域
*CoreMIDIコンパチブルのMIDIハードウェア
ソフトウェア一般仕様
各種設定の表示にブラウザ「EigenBrowser」を用意
ユーザー設定を保存可能
ファイルフォーマット: SF2 (Soundfont 2) と AIFF (Apple Loop).
プラグインのフォーマット:オーディオユニット/AU (Mac)と、Eigenlabs独自の物理モデリング
ポリフォニー:最大40以上の同時発音数
ポリフォニー:最低限8音以上の5mS以内の発音
レイテンシー(キーを押してから発音まで):7ms以下
サンプレート: 96khz, 48khz, 44.1khz.
USB MIDIインターフェース経由のMIDI IN/OUT
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